日々、壁を乗り越え、
ひとり立ち。
データ開発部 S.I 2016年新卒入社 商学部 卒
部品情報の正確なデータ化で
自動車社会に貢献。
車の部品といえばランプやバンパーを知っている程度。そんなぼくがデータ開発部の仕事を志望したのは、データの収集や分析など、大学時代にゼミで統計学を学んだ経験が活かせると思ったからです。車両のカタログをもとに部品情報をデータ化するために不可欠な正確さと粘り強さ。それは学生時代に培ったものです。データ化の際、マニュアルにはないパターンなどに出くわす度に感じる戸惑い。それでも、自分で考え、解決した時に醍醐味を感じます。このような日々の積み重ねが修理工場の現場で活用され、自動車社会に自分なりに貢献できることにやりがいを見出しています。入社3年目。この春から指導員によるサポートから卒業し、データ開発部の一員としてひとり立ちしました。
5ヵ月をかけて完成。
成長の手応えを感じた。
入社してまだ1年目が終わりかけたころのこと。難易度の高い車種を受け持つことになりました。部品の数が多かったり、特別仕様のものなど、データの量が膨大な車種ほどデータ作成が難しくなります。「頑張れよ」と、先輩方が励ましてくれるほど増していく不安。しかし、わからないところを質問すれば自分の仕事を中断して丁寧に教えてくれたり、スケジュールの立て方などを細かくアドバイスしてくれたり、仕事をやり通すことができたのは先輩方のおかげでした。1車両のデータ作成が完成するまでの平均が約2ヵ月なのに対し、5ヵ月間かけて臨む難しさでしたが、日々、さまざまな壁を乗り越えることで知識が一気に増えました。完成した時には、自分自身の成長の手応えを感じていました。
一から作り上げていく達成感。それはデータ開発部だからこそ得られる仕事の大きな喜びです。お客様が「コグニセブン」を使って見積り業務を行う際に、パソコンの画面上で部品を選択しやすくするためのイラストも自動車メーカーのカタログを加工して自分たちで作っています。自分で作成したデータがお客様の役に立っているという喜びを感じるのはもちろん、ものづくりの楽しさがそこにはあります。また、一人ひとりが1車種を丸ごと担当するため、スケジュールを立てるのも、仕事を進めていくのも自分自身。責任も重大ですが、自分の裁量に任せてもらえるやりがいを強く感じることができます。日々、コツコツと頑張りを重ねられる人にこそ合っている仕事だと思います。
学生時代の就職活動で重視したのは、安定した業界・企業で働くこと。しっかりとした生活基盤を早く築きたいという気持ちが強く、そのような環境に身を置くことで集中して仕事に取り組めるのではないかと。そんな自分にとって、事故車修理費見積りソフトというニッチな業界でトップのシェア製品を持つコグニビジョンは理想的でした。実際、仕事に関する設備はもちろん、冷蔵庫や電子レンジも揃っており、身体一つで会社に来ればすぐに仕事に集中できる環境なのがありがたいです。空調もしっかりと効き、データ開発のような細かな作業をするのにも最適です。会社が社員一人ひとりの働きやすい環境を考えてくれているのを感じます。また、若い同世代の社員が多く、居心地がとてもいいんです。
“より正確に、効率的に”
コグニビジョンは、自分のペースで成長させてくれる会社です。入社以来、その時の自分の経験や実力に合った車種を任せてもらえて、その中で課題を解決することで成長してきました。今後はデータを完成させるだけにとどまらず、より正確な、より効率的な方法を工夫しながらデータ制作に取り組んでいきます。それがデータ開発部全体への貢献につながるといいですね。
9:00-
出社
一週間に一度行われる会議以外は、毎日、出社して退社するまで、データを作成する作業に取り組んでいます。
10:00-
データ作成
会社の制度により、午前・午後に10分ずつ休憩をとりながら、自分のペースでデータ作成作業を行っています。
12:00-
ランチ
自分で作った弁当を持ってくることが多いですね。社内のミーティングルームで食べています。きれいで落ち着いた部屋です。
13:00-
データ作成
仕事中は一人ひとりがコツコツと自分の作業に取り組んでいますが、わからないことは教え合うなど和やかな雰囲気です。
17:00-
退社
一人暮らしのため、時には自分で晩ごはんを作ることも。食後は明日の準備を終え、くつろいでリフレッシュ。
休日は旅行に行くことが多く、1年に2~3回、国内を回っています。旅の目的はシンプルに、見たいものを見て、食べたいものを食べること。直近では「軍艦島」を訪れた、長崎がとても良かったです。今度は四国に行きたいと思っています。データ開発部の仕事は、スケジュールも自分で調整できるので旅行の計画も立てやすいですね。