だいたい笑っている。リアクションがひとつひとつ大きい。そのテンションで、まわりに元気を分けてくれる。もしくは吸い取っている。
単に明るいばかりではなく、仕事ぶりも明晰。コグニビジョンの社名変更にあたり、あらゆる販促物のリニューアルという緊張感あふれる大仕事をこなした。
何も予定のない休日は、昔のドラマに一日中見入っている。ドラマへのリアクションも大きいのだろうか。だとすると、外出より疲れそうな気がする。
怒ったことがない。「怒る人は、自分のほうがエライと思っている人です。僕はたとえ後輩からバカにされても、その場が盛り上がったり、笑いが生まれるなら構わない」。そんな持論を口にしたその日から、「仏の心を持つ男」と呼ばれるようになった。
お酒の場が大好き。飲むことはもちろんだが、ふだんあまり話さない先輩たちと、あれこれ語り合うのはもっと好き。たくさんの宴会に顔を出すうち、「宴会部長」を拝命するまでに。しかしながら、特に芸はない。
コグニビジョン入社と同時に、高校時代の同級生3人とルームシェアリングを開始。音楽が大好き。ピアノやギター、マンドリン。三味線、尺八、タンバリンにマラカス。さまざまな楽器を打ち鳴らしながら、同居人たちと歌う日々。
ただし全員アルトであるため、いまいちハーモニーが決まらない。部屋の大きさがバラバラなので、公平を期するため4ヶ月に一度ずつ部屋を交換。シェアを長続きさせるコツは、フェアであることなのだ。