文字サイズ

コグニネット株式会社

コグニネット会員サイト ログイン

松岡モータース株式会社

ユーザ紹介USER

松岡モータース株式会社

松岡モータース株式会社
先見と顧客満足

(右)代表取締役 松岡祐次郎 様 / 
(左)工場長 島田政和 様

(福岡市博多区)

年間1万台超が直需で入庫中核はメンテナンスリース
CIMG1788

福岡空港とは目と鼻の先にある広大な敷地に、松岡モータースは本社を構えています。フロント兼事務所を取り囲むように整備、大型車修理、板金修理の作業場を配置する、独特なレイアウトが特徴です。「中心にある事務所からは工場の各所を見渡せ、常時、作業の状況が把握できます。」と、工場長の島田政和さんはその意図を説明します。  創業は昭和22年。福岡市内に本社を含む4つの拠点を持ち、従業員は社員が75人、アルバイトも含めると100人にも及びます。年間の入庫台数は、実に車検約8500台、事故車約3800台。驚くことに全てが直需です。「私が入社した昭和48年の頃は従業員20人弱の工場でした。そこから拠点と社員数を増やしながら、規模の拡大を図ってきました。」と、過去を振り返る島田さん。その成長の軌跡を辿ると、松岡モータースが成功した秘訣が見えてきます。  転機は昭和52年の頃。「東京で自動車メンテナンスリースという新しい商売が始まっていることを耳にしました。法人などに対し自動車を長期リースし、サービスマンが定期的に巡回して点検・整備し、必要があれば修理するというビジネスモデルです。タイヤやバッテリーなどの交換も、全て客先の駐車場で対応します。お客さまはメンテナンス不要で、燃料を入れて乗るだけです。」(島田さん)  周辺エリアの導入例は皆無でしたが、松岡モータースでは導入を決断します。すると、契約は年を追うごとに増加。営業による新規開拓とともに、既存顧客に対し頻繁に巡回したり、急な事故でも365日24時間対応したりするきめ細かいサービスが奏功しました。現在では売上げの6割が自動車メンテナンスリース関連となり、事業の中核を占めるようになっています。

「立会車検」で個人客を獲得アウダの使用歴は初代機から
CIMG1784

一方、一般的な整備・修理でも独自のサービスを導入しています。その一つが、平成7年に始めた「立会車検」。カーオーナー立会のもと、メカニックが車検の工程や整備箇所をわかりやすく説明し、分解・点検・整備、完成検査を実施するというシステムです。お客さまが順を追って安全に説明を受けられるように、車検ラインに沿って専用通路も設けています。透明性の高い立会車検はお客さまの車検に対する不安を払拭する効果もあり、新規顧客獲得やリピートに大きく貢献したのです。  また、アウダソフトも昭和56年発売の初代電子見積機「クイック」からのユーザーです。客観的な見積書を迅速に作る重要性を早くから認識し、その点で利便性の高いアウダソフトを30年以上にわたり使い続けています。  自動車メンテナンスリース、立会車検、そして、アウダソフトの早期導入。事業を継続するために必要な次の一手を深く洞察し、積極果敢に挑戦してきたことが、結果につながったといえます。いわば、先見の明があり、実際の行動に移したことが、発展の原動力となったのです。

顧客の声をもとに場内を改善。原点は「お客さまを大切に」
CIMG1780

さらに、全社員が共有するシンプルなテーマがあります。「お客さまを大切にすること」です。「例えば、接客では元気で丁寧な挨拶を徹底。当たり前のことですが、意識しないとできないので、社員には、社長や私が厳しく指導しています。」(島田さん)  アンケートを実施し、意見や要望に対応する活動も続けています。以前、女性のお客さまが場内に設けた待合室の外で待つ姿を目にしました。疑問に思い、アンケートを見ると、「室内のタバコの臭いが気になる」という意見。そこで、禁煙室と喫煙室を設置し、分煙化しました。平成14年のことです。  平成15年には、「雨が降ると、車から事務所や工場への移動で濡れる」といった意見に対応し、場内全体に屋根を設けました。「いずれも私たちから気付くのが難しいこと。アンケートで生の声を聞くことは非常に効果的。」と、島田さんは話します。  また、立会車検を始めるにあたり、待合室などに飲料の自販機を3台設置しました。「値段は50円。無料にすると、色々な種類を試し飲みするケースが出てくる恐れもあるので、格安で提供しています。お客さまは好きな飲み物を楽しめ、私たちもお茶のサービスを省けるのがメリット。」(島田さん)その他、待合室出入口のバリアフリー化、子どもが遊べるキッズスペースの設置など、試みは様々です。  先見の明と、顧客満足度を高める取り組み。これらは会社の両輪となり、今後も同社の発展を支えていくことでしょう。

一覧へ戻る